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Column

2023/11/17 22:50

自分はいろいろな生産者の方の所に伺わせて頂いている

  能登牛の生産者、能登豚の生産者、能登の漁師さん、能登の定置網、能登の農家さん、いろいろな所にお邪魔させて頂いている。



なぜか?


それは、しっかりと本質的な事を伝えたい事と、知りたい事がある。


実際に一次産業の方々はどの様な状況なのか?


後継者や今後はどの様な形になっていくのか?


そして、どの様に作られているのか?



しっかり自分自身で目で見て伝えたいと思っています


そして少しでも能登の一次産業に携る方々のお役に立てればと思っています。



そして、自分の中で一つ、不確かではあるが不自然な部分がいくつも心の中に残った。



能登の魚は様々な問屋、小売沢山の方々の中で競りが行われる。


安ければ、隣の県でも漁師さん達は持って行きます。


それはごく自然な事。ボランティアでもなく食べていく上で、資本主義で考えれば当たり前の事だと思う。



ただ、畜産に関してはどうだろうか?


特に能登豚に関しては問屋は本の片手で収まってしまう数


そこで、競争の原理は働いているのか?



生産者さんは言いなりになり、問屋都合で販売せざるを得ない状況になっていないのか?


そして、どこもかしこもドラッグストアが乱立


ただ‼︎


鮮魚はなかなか扱えない!



そこにはしっかりとした競争の原理が働いている



良い魚をドラッグストアのお肉の様な販売価格で販売する事は不可能に近い。



自分はドラッグストアのお肉も修行先で切っていた事もあるが、こんな肉、俺なら食べないと言っている方がほとんどだった。



自分も強烈な匂い、ドリップだらけの肉、いつのか分からない様な肉を捌いていた



全部がもちろんそうではないが、かなりの量ではあった。



それは全国各地から集められたお肉ではあるが。



ただそれでもしっかりとお肉でも利益を出している



生産者からすれば、販売できない問屋に文句も言いたくなるだろうが、数が少なすぎて、歯向かう事も出来ない状況なのではないか?



かなり話がややこしくなったが、生産者からは安値で買い、問屋は高く売れる所は高く売り、余ったお肉はドラッグストアや大手の安売りというのが、構造として成り立っているのでは

そして、問屋もドラッグストアのお肉を作っている


そうなれば、問屋都合でいくらでも動かせるのが、今の仕組みなのではないかと考えてしまう。



本当に生産者に還元される仕組み、競争の原理が働く競りが行われる仕組み作りが



畜産、農家がこれからも生き残っていける道なのではないかと思う。



食糧自給率をもっと上げろというが、今の現状では無理なのではないか



昭和の仕組みでもう通じなくなって、ドラッグストアや、大手スーパーの圧力だけで市場が動かされてしまっているなではないだろうか?






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